東和薬品が大幅続落、22年3月期業績予想を上方修正も材料出つくし
東和薬品<4553>が大幅続落。同社は26日取引終了後に、22年3月期連結売上高が1650億円から1667億円(前期比7.6%増)へ、営業利益が174億円から193億円(同3.1%減)へ、純利益が120億円から154億4000万円(同10.6%増)へ当初の見通しを上回りそうだと発表したが、決算期待で25日に3560円まで買い進まれ、引き続き年初来高値圏にあったことから材料出つくしの売りに押されているようだ。
上方修正は国内において市場からの安定供給要請への対応を可能な範囲で行ったことや、研究開発費など販管費が抑えられたため。なお、純利益の増額はデリバティブ評価益を営業外収益に約22億円を計上する見込みであることも反映したとしている。