ジャパンエンが急騰、アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の実証事業を開始
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>が急騰、前日比24.4%高の1293円まで上値を伸ばした。26日に、同社、日本郵船<9101>、IHI<7013>傘下のIHI原動機、日本シップヤード(東京都千代田区)及び協力機関である日本海事協会の5者で、アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の社会実装に向けた実証事業を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。
2050年までのカーボンニュートラルに向けたグリーンイノベーション基金事業の一環である新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)助成事業の公募採択を受けて、「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発」に着手する。アンモニア燃料タグボートとアンモニア燃料アンモニア輸送船の開発・運航に向けて実証事業を実施するとし、期間は21年12月から28年3月末までを予定している。