フジオーゼが急落、自動車メーカー減産の影響で22年3月期業績予想を下方修正
フジオーゼックス<7299>は急落している。27日の取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を230億円から220億円(前期比15.1%増)へ、営業利益を22億円から13億5000万円(同89.2%増)へ、純利益を13億5000万円から9億5000万円(同54.8%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
世界的な半導体不足や東南アジアの新型コロナウイルス感染拡大での調達部品不足による各自動車メーカー減産の影響を受けて、販売水準が想定を下回る見込みとなったことが要因。また、原燃料市況の高騰による仕入れ価格の上昇が下期に見込まれることも響く見通し。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高115億9400万円(前年同期比48.1%増)、営業損益11億1800万円の黒字(前年同期9億2800万円の赤字)、最終損益8億1300万円の黒字(同7億3000万円の赤字)だった。