メイテックが後場プラス浮上、22年3月期の増収増益や増配見通しを好感
メイテック<9744>が後場プラスに再浮上。同社は午前11時30分に、非開示としていた22年3月期連結業績について、売上高を1070億円(前期比10.7%増)、営業利益を123億円(同20.2%増)、純利益を84億円(同19.5%増)、年間配当予想を185円50銭(前期は184円)と開示し、増収増益や増配の見通しを好感した買いが流入しているようだ。
22年3月期第2四半期(4~9月)連結営業利益は53億3600万円(前年同期比9.4%増)だった。主要顧客である大手製造業各社の技術開発投資が持ち直し、受注に回復の兆しが見られていることが背景。
あわせて、60万株(発行済み株式総数に対する割合2.21%)または34億円を上限とする自己株式取得枠の設定も発表している。取得期間は21年10月29日~22年2月28日で、自己資本や資金残高の充実度合いに特段の懸念がないため、利益配分に関する基本方針に従って自己株式を取得するとしている。