メタウォータが急反発、通期見通しへの過度な警戒感後退で買い戻しの動きに

材料
2021年10月28日 14時51分

メタウォーター<9551>が急反発。27日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表し、営業利益を85億円から75億円(前期比31.0%減)へ引き下げた。また、同時に発表した上期(4~9月)の営業損益は32億900万円の赤字(前年同期34億5800万円の赤字)となったが、第1四半期時点では営業赤字拡大での着地となっていただけに、目先通期見通しに対する過度な警戒感が後退し、買い戻す動きにつながっているようだ。

通期の売上高予想は1350億円(前期比1.2%増)で据え置いた。連結子会社となることが予定されている特別目的会社(SPC)の事業運営開始に向けた準備費用を今期に計上する見込みにあることから、利益見通しのみ下方修正した。他方、同SPCが予定通り事業運営を開始した場合の業績を新たに織り込み、24年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標は引き上げた。

あわせて、11月19日付で400万株(発行済み株数の7.73%)の自社株を消却すると発表した。消却後の発行済み株数は4775万8500株となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.