リクルートは最高値街道をまい進、「隠れナスダック銘柄」の位置付けで外国人買い続く
リクルートホールディングス<6098>が頑強な値動きで最高値街道をまい進している。コロナショック急落後の昨年春以降は全体相場に関係なく一貫して下値を切り上げ続け、今年8月以降は上昇ピッチが加速、既に時価総額は12兆円を大きく上回り全上場企業を通じて第4位に食い込んでいる。総合人材サービス企業として日本を代表する存在だが、同社の収益成長エンジンとなっているのが求人情報検索エンジンの「インディード」だ。特に米国での成長が顕著で、市場では「米国ではアフターコロナ環境で求職・転職需要が高まりをみせるなか、それを追い風に(インディードの)売上収益の伸びが際立っている。“隠れナスダック銘柄”の位置付けで海外投資家の実需買い、ファンド組み入れの動きが続いている」(ネット証券アナリスト)という。