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話題株ピックアップ【夕刊】(2):シャープ、安川電、キオクシア

注目
2026年6月30日 15時48分

■シャープ <6753>  651.3円  +18.1 円 (+2.9%)  本日終値

シャープ<6753>が大幅高で3日続伸。この日、衛星オペレーターの世界的大手であるルクセンブルクのSES社と、衛星通信サービス分野におけるパートナーシップ構築に向けて基本合意したと発表しており、好材料視された。今回の基本合意により、SESの衛星ネットワークとシャープの通信技術及び衛星通信ユーザー端末を組み合わせ、日本国内における衛星通信サービスの提供に向けた検討を進める。まずはSESが提供する中軌道(MEO)衛星通信サービス「O3b mPOWER(オー・スリー・ビー エムパワー)」の日本国内への展開を目指し、両社で協議を開始するとしている。

■安川電機 <6506>  7,027円  +125 円 (+1.8%)  本日終値

安川電機<6506>が後場一段高となった。日本経済新聞電子版が「経済産業省は30日、人工知能(AI)を搭載して自律的に動くロボットを2040年までに1000万台導入する目標を打ち出した」と報じた。AIロボットの普及加速に伴う中期的な事業成長への期待感が高まり、買いが入ったようだ。記事によると、3月にとりまとめたAIロボティクス戦略を改定する。ファナック<6954>やハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>なども堅調に推移している。

■キオクシア <285A>  89,680円  +1,230 円 (+1.4%)  本日終値

キオクシアホールディングス<285A>が買い優勢。前日の米国株市場では半導体関連の主力銘柄を買い戻す動きが顕在化し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.8%高と大幅反発、終値で25日移動平均線を割り込むことなく陽線で着地した。これを受けて東京市場でも半導体セクター全般に追い風となっている。もっとも上値では戻り売り圧力が強い。市場では「海外投資家やGPIFなど機関投資家による高水準のリバランス売りがきょうまで残っており、目先的にはここを抜ければ軽くなる」(ネット証券マーケットアナリスト)という指摘もある。キオクシアの場合、前日まで直近5営業日連続で陰線を形成しており、特にポジション調整圧力の強さがうかがわれるが、前日の下ヒゲ形成で目先底入れとなるのかが注目される。信用取組(直近19日現在)は2週連続で買い残が減少する一方、売り残は増加傾向にあるが、信用倍率は12倍台と依然として大幅に買い長であることに変わりはない。

■アインホールディングス <9627>  5,532円  +58 円 (+1.1%)  本日終値

アインホールディングス<9627>が3日続伸。29日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が16.68%から17.74%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は22日となっている。

■栗田工業 <6370>  9,151円  +80 円 (+0.9%)  本日終値

栗田工業<6370>が3日ぶりに反発。この日、インドの半導体を中心とする電子産業向け水処理ソリューションに特化した合弁会社クリタ・メンブレン・インディアを設立し営業活動を開始したと発表しており、好材料視された。新会社は、インドで水処理装置の設計・製造・設置・サービスに係る事業を展開するメンブレン・グループ・インディアと共同出資(栗田工51%、メンブレングループ49%)で設立。半導体をはじめとするインドの電子産業に対し、先進的な水処理、排水回収、資源回収、分析サービス、環境対応などのソリューションを提供する。また、24年から水処理薬品の販売を行うクリタ・アクア・ケミカル・インディアとあわせ、インドにおける事業基盤の更なる強化を図るとしている。

■森永乳業 <2264>  1,267.5円  +11 円 (+0.9%)  本日終値

森永乳業<2264>は後場にプラス圏へ浮上した。きょう、一部商品の価格を8月1日出荷分から改定すると発表しており、株価の支援材料となった。価格改定商品32品の改定率は3.1~11.4%、メーカー出荷価格改定商品15品の改定率は2.4~17.6%とする。飲料やヨーグルト、デザートなどが対象となる。

■MIXI <2121>  2,707円  +22 円 (+0.8%)  本日終値

MIXI<2121>が3日続伸。この日、動画生成AIプラットフォーム「Runway」を展開する米ランウェイAI社(ニューヨーク州)とエンタープライズパートナーシップを締結したと発表しており、好材料視された。MIXIはこれまでも「Runway」を映像制作、アニメーション、エフェクト表現、ビジュアル提案などの制作ワークフローで活用してきたが、今回のパートナーシップを通じて活用を更に発展させ、クリエイティブ制作体制を強化する。また、今後両社はゲーム、アニメーション、インタラクティブ体験などの領域で生成AIを活用した新たなクリエイティブユースケースの創出に向けて連携していく方針だ。

■しまむら <8227>  3,340円  +27 円 (+0.8%)  本日終値

しまむら<8227>が続伸。29日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高1816億6300万円(前年同期比7.9%増)、営業利益178億9000万円(同16.8%増)、純利益128億5700万円(同19.0%増)と2ケタ増益となったことが好感された。プライベートブランド(PB)の進化やキャラクター企画の拡充、ヒット商品の開発、販促手法の多様化などにより、国内売上高が同7.7%増となったことをはじめ、国内外の全事業で売上高が前年実績を上回った。賃上げにより人件費は増加したものの、デジタル販促の推進やコンテンツ作成の内製化などで広告宣伝費を圧縮した効果もあり売上高・利益ともに第1四半期として過去最高となった。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高7291億9300万円(前期比4.2%増)、営業利益668億4200万円(同8.7%増)、純利益473億2100万円(同6.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■象印マホービン <7965>  1,334円  -100 円 (-7.0%)  本日終値  東証プライム 下落率3位

象印マホービン<7965>は5日ぶりに急反落した。同社は29日の取引終了後、26年11月期第2四半期累計(25年11月21日~26年5月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.2%増の512億1000万円、営業利益は同7.0%増の52億1200万円、最終利益は同3.9%増の35億3400万円となった。中間期は増益で着地した一方、直近3カ月間の営業利益は前年同期比で4割減となっており、嫌気されたようだ。中間期では圧力IH炊飯ジャーや加湿器の国内販売が好調だった。半面、海外では北米や中国で炊飯ジャーが減少した。

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