アイ・エス・ビー---3Qは増収増益、両事業ともに堅調に推移

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2021年11月1日 10時45分

アイ・エス・ビー<9702>は10月29日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.8%増の191.38億円、営業利益が同5.1%増の13.30億円、経常利益が同6.0%増の13.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.0%増の7.84億円となった。

情報サービス事業の売上高は前年同期比6.0%増の160.40億円、セグメント利益は同4.7%増の10.84億円となった。新規顧客の獲得、人手不足に対応した業務の効率化や、5G関連業務等が堅調に推移した。「モビリティソリューション」は、車載は半導体不足の影響が現れ始めているが、新規ユーザー獲得に注力したことに加え、5G関連業務が堅調に推移し、売上高は増加した。「ビジネスインダストリーソリューション」は、一部プライム案件の開発中止による影響を受けたが、既存ユーザーを中心に堅調に推移し、売上高は増加した。「エンタープライズソリューション」は、サーバ・ネットワーク構築業務が堅調に推移し、売上高は増加した。「プロダクトソリューション」は、受注が伸び悩み、売上高は減少した。

セキュリティシステム事業の売上高は前年同期比4.7%増の30.98億円、セグメント利益は同4.5%増の2.36億円となった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、一部の売上が繰延になったものの、リニューアル物件の増加に加え、同感染症対策としてのサーマルカメラや、建設キャリアアップシステム(CCUS)関連も好調に推移し、売上高は増加した。

2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の260.00億円、営業利益が同7.7%増の17.70億円、経常利益が同8.0%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の10.70億円とする期初計画を据え置いている。

《YM》

提供:フィスコ

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