エノモト---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、通期連結業績予想の上方修正及び増配を発表

材料
2021年11月1日 11時56分

エノモト<6928>は10月29日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比31.1%増の137.14億円、営業利益が同156.9%増の11.51億円、経常利益が同153.7%増の11.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同155.4%増の8.48億円となった。

IC・トランジスタ用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比43.6%増の46.68億円となった。昨年後半から需要は回復基調に転じ、その後も高い水準を維持している。

オプト用リードフレーム製品群の売上高は前年同期比46.1%増の18.91億円となった。海外の交通インフラ向けやアドバタイズメント用途の屋外ディスプレイ向けなどを中心に増加した。

コネクタ用部品製品群の売上高は前年同期比21.1%増の67.61億円となった。昨年後半からの自動車向け部品の需要回復のほか、スマートフォン向け部品の需要も堅調に推移した。

その他の製品群の売上高は前年同期比18.1%増の3.93億円となった。リレー用部品が主なものである。

2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比15.2%増(前回予想比15.2%増)の265.00億円、営業利益が同21.5%増(同15.2%増)の19.00億円、経常利益が同21.7%増(同18.8%増)の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増(同11.1%増)の15.00億円としている。

また、市場環境及び個別の予測情報を総合的に分析したところ、当初の予測及び前期を上回る利益を確保できるものと判断し、前回予想の1株当たり期末配当予想25.00円から5.00円増配し、30.00円とすることを合わせて発表した。これにより、中間配当20.00円と合わせた1株当たり年間配当金は前期比10.00円増配の50.00円となる。

《YM》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.