グリーは大幅高で1000円台乗せ、メタバース関連の中核銘柄として存在感
グリー<3632>は大幅高で2017年6月以来、約4年5カ月ぶりに1000円台乗せを果たした。直近、米フェイスブックA<FB>がメタ・プラットフォームズに社名を変更し、VRなどの技術を活用した仮想空間「メタバース」の構築に注力する姿勢を示したことが話題を呼んでいる。ここ東京株式市場でもメタバースへの関心が急速に高まっており、足もと同関連に位置づけられる銘柄群に物色の矛先が向かっている。こうしたなか、グリーは8月にメタバース事業への参入を発表、今後2~3年で100億円規模の投資を行い、全世界で数億人のユーザー獲得を目指す方針を明らかにしており、同関連の中核として今後の展開が期待されているようだ。また、現在実施中の自社株買いも引き続き株価に追い風として働いている。