ニッカトーは大幅反落、22年3月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

材料
2021年11月2日 14時43分

ニッカトー<5367>は大幅反落している。1日の取引終了後、22年3月期の単独業績予想について、売上高を93億円から95億円(前期比9.8%増)へ、営業利益を5億円から9億円(同2.5倍)へ、純利益を3億3000万円から6億3000万円(同2.3倍)へ上方修正し、あわせて中間4円・期末6円の年10円としていた配当予想を中間・期末各8円の16円に引き上げると発表したが、前日に大幅高した反動や目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっているようだ。

電子部品業界の市場環境が不確実性を高めていることを背景に、自動車市場の部品在庫の積み増しや5Gなどの関連機器向けの需要増加により、同社主力の耐摩耗部材が順調に推移し、工場稼働率が大きく改善されていることが売上高・利益を押し上げるという。

なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高48億2800万円(前年同期比16.7%増)、営業利益5億4700万円(同4.3倍)、純利益3億9400万円(同3.0倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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