ダウ平均は４日続伸 ＦＯＭＣ待ちの中で最高値更新が続く＝米国株前半
NY株式2日（NY時間14:12）
ダウ平均 36047.49（+133.65 +0.37%）
ナスダック 15598.76（+2.84 +0.02%）
CME日経平均先物 29515（大証終比：+15 +0.05%）
きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は４日続伸し、最高値更新が続いている。序盤は揉み合う展開が見られたものの、次第に買いの勢いが優勢となっている。引き続き決算が株式市場をサポートしている。取引開始前までに発表になったファイザー<PFE>やアンダーアーマー<UA>、デュポン<DD>の決算も好調だった。
１１月、１２月は比較的強い月とされ、米大手銀の集計によると、Ｓ＆Ｐ５００は１９３６年以来、１１月に平均１．１％、１２月に２．３％の上昇を記録しているという。ただ、米大手銀は今年に関しては慎重なようだ。決算がインフレと景気減速というマクロ環境の不透明感を覆い隠しているが、決算を通過すれば、市場の関心が再びそちらに向くのではとの懸念は根強い。
市場はＦＯＭＣの結果を待っている。ただ、市場は明日のＦＯＭＣの結果待ちの雰囲気が強く、大きくポジションを傾ける素振りはない。資産購入ペース縮小開始のアナウンスは既定路線と考えられており、市場はむしろ、利上げ開始についてのヒントを求めている。しかし、パウエル議長は市場の利上げ期待の高まりをけん制してくるとの観測も出ている。基本的には９月のＦＯＭＣで示した通りに資産購入ペース縮小と利上げとは距離を置いた姿勢を繰り返すと見られている。
エネルギーが利益確定売りに押されている一方、そのほかの銀行や産業、ＩＴ・ハイテクはまちまちの動きが見られている。ナスダックは前日付近に伸び悩む動き。
アルファベット（C）<GOOG> 2905.25（+29.77 +1.04%）
フェイスブック<FB> 324.34（-5.64 -1.71%）
ネットフリックス<NFLX> 678.43（-2.75 -0.40%）
テスラ<TSLA> 1163.86（-44.73 -3.70%）
アマゾン<AMZN> 3295.39（-22.72 -0.68%）
エヌビディア<NVDA> 262.96（+4.69 +1.82%）
ＡＭＤ<AMD> 126.92（+1.69 +1.35%）
ツイッター<TWTR> 53.80（-1.32 -2.39%）
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス<UNH> 453.72（-0.39 -0.09%）
メルク<MRK> 89.73（+1.89 +2.15%）
マクドナルド<MCD> 249.65（-0.93 -0.37%）
マイクロソフト<MSFT> 332.42（+3.05 +0.93%）
ホームデポ<HD> 368.55（+2.07 +0.56%）
ボーイング<BA> 211.54（-3.04 -1.42%）
ベライゾン<VZ> 52.61（-0.34 -0.64%）
ビザ<V> 208.01（-4.46 -2.10%）
ハネウェル<HON> 220.87（+1.11 +0.50%）
ナイキ<NKE> 167.53（+1.20 +0.72%）
トラベラーズ<TRV> 159.37（-0.74 -0.46%）
ディズニー<DIS> 169.05（-1.14 -0.67%）
ダウ・インク<DOW> 58.43（+0.99 +1.72%）
セールスフォース<CRM> 301.32（-1.45 -0.48%）
シスコシステムズ<CSCO> 57.67（+1.57 +2.80%）
シェブロン<CVX> 113.64（-0.89 -0.78%）
コカ・コーラ<KO> 56.24（+0.07 +0.12%）
ゴールドマン<GS> 425.02（+8.32 +2.00%）
キャタピラー<CAT> 206.91（+1.53 +0.74%）
ウォルマート<WMT> 150.11（+0.32 +0.21%）
ウォルグリーン<WBA> 47.49（+0.17 +0.36%）
インテル<INTC> 49.33（-0.23 -0.45%）
アメックス<AXP> 172.91（-1.30 -0.75%）
アムジェン<AMGN> 213.85（+4.06 +1.93%）
アップル<AAPL> 150.64（+1.68 +1.13%）
Ｐ＆Ｇ<PG> 144.50（+1.86 +1.30%）
ＪＰモルガン<JPM> 170.51（+0.71 +0.42%）
Ｊ＆Ｊ<JNJ> 166.33（+3.31 +2.03%）
ＩＢＭ<IBM> 125.63（-0.65 -0.51%）
３Ｍ<MMM> 181.57（+1.99 +1.11%）
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美