東京株式(前引け)=200円安、上値重く利益確定売り優勢
5日前引けの日経平均株価は前日比200円76銭安の2万9593円61銭。前場の東証1部の売買高概算は6億5748万株、売買代金は1兆5627億円。値上がり銘柄数は422、値下がり銘柄数は1704、変わらずは55銘柄だった。
日経平均株価は、寄り付きは値を上げてスタートしたが、買い一巡後は下落に転じた。日経平均株価は今週に入り大きく上昇したことから、利益確定売りが優勢となっている。また、1ドル=113円60銭台へ円高が進んだことも上値を抑える要因となった。
個別銘柄では、決算が好感されたSUMCO<3436>が急伸したほか、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>など半導体関連株が高い。同じく、決算が好感されたレノバ<9519>が値を飛ばし、Zホールディングス<4689>や花王<4452>がしっかり。半面、日本郵船<9101>やダイキン工業<6367>、日本製鉄<5401>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。