旭化成が後場下げ幅拡大、22年3月期業績予想を上方修正も材料出つくし

材料
2021年11月5日 13時09分

旭化成<3407>が反落し、後場に入って下げ幅をやや拡大している。同社は午後0時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高を2兆3750億円から2兆4530億円(前期比16.5%増)へ、営業利益を1900億円から2131億円(同24.1%増)へ、純利益を1550億円から1855億円(同2.3倍)へ上方修正すると発表したが、材料出つくしとみる投資家の売りが優勢となっているようだ。

あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は1131億4400万円(前年同期比47.4%増)だった。上期は売上高、営業利益、四半期純利益のすべてで過去最高を更新しており、「マテリアル」の回復に加え、「ヘルスケア」も人工呼吸器の販売数量減少を補い、前年同期並みを維持した。通期についても、半導体関連の電子材料製品や石化製品市況が想定以上に好調に推移した「マテリアル」をはじめとして、全セグメントにおいて上期業績が想定を上回っていることなどから、業績予想を上方修正するとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.