ファイザーが大幅高 新型ウイルス治療薬の臨床試験で圧倒的効果と発表=米国株個別

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2021年11月5日 22時55分

ファイザーが大幅高。取引開始前に、同社が開発中の新型ウイルス向け治験薬の臨床試験の結果を公表し、高リスク患者の入院・死亡を89%減らしたと述べた。同社は声明で「圧倒的な効果が示されたことから、臨床試験での新規患者受け入れを停止した。できるだけ早くFDAに緊急使用許可を申請するためのデータを提出する」と述べた。同社によると、FDAに許可を申請した後、間もなく他国の当局にも申請を行う予定だという。

ファイザーの臨床試験はワクチン未接種の成人1219名が対象。症状が現れてから3日ないし5日以内に服用を開始したところ、5日間の治療で入院率が劇的に低下した。発症から3日以内に服用を開始した患者のうち、入院に至ったのはわずか0.8%で死者はいなかった。

このニュースを受けてファイザーは大幅高となっている一方で、メルク<MRK>、モデルナ<MRNA>は売りが強まっている。

(NY時間09:42)

ファイザー<PFE> 47.79(+3.94 +8.99%)

メルク<MRK> 82.10(-8.44 -9.32%)

モデルナ<MRNA> 230.25(-53.77 -18.93%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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