オリジンが後場上げ幅を拡大、上期営業利益が黒字に転換
オリジン<6513>が後場上げ幅を拡大している。午前11時30分ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高151億1800万円(前年同期比31.4%増)、営業利益6億6800万円(前年同期10億5200万円の赤字)、最終利益4億4500万円(同14億9300万円の赤字)と黒字転換したことが好感されている。
エレクトロニクス事業で注力製品である医療用の電源が堅調に推移した。また、メカトロニクス事業で前期にウェアラブル市場へ投入した光学レンズ貼合装置(OLB)も大きく寄与した。
22年3月期通期業績予想は、売上高315億円(前期比21.5%増)、営業利益8億円(前期9億400万円の赤字)、最終利益6億円(同11億5600万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。