ネクソンが大幅反発、第3四半期営業利益の計画上振れを好感
ネクソン<3659>が大幅反発。同社は9日取引終了後、21年12月期第3四半期累計(1~9月)連結営業利益が885億6500万円(前年同期比7.6%減)となり、会社計画の788億700万円から840億3300万円までのレンジに対して、その上限を上回ったと発表しており、好感されている。主に韓国及び中国地域での売り上げが好調であったため。
あわせて、21年12月期連結売上高の見通しを2714億3100万円から2771億8300万円まで(前期は2930億2400万円)、営業利益を910億3000万円から954億6700万円まで(同1114億5000万円)、純利益を931億7900万円から964億7200万円まで(同562億2000万円)とレンジで開示した。在外子会社が保有するドル建ての現金預金及び売掛金などから発生する為替差益が前期実績を上回る見込みであり、また、在外子会社の未分配利益に対して計上する繰延税金費用が前期実績を下回る見込みであるためとしている。