個人投資家・有限亭玉介:噴き上げるメタバース関連へ注目中【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年11月8日10時に執筆
メタバース(仮想空間)のような新しい世界がもう1つ生まれるとしたら、その世界の自分も経済活動をしたりコミュニティを作ったりするのでしょうか。メタバースの発展を支える技術の1つにNFTのようなブロックチェーン技術の活躍が期待されています。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
メタバース(仮想空間)と聞くと自分の分身が現実から異世界に没入するようなイメージですが、AR(拡張現実)やMR(複合現実)といった現実世界にCGで作ったゲームキャラクターを登場させてSFのような世界を表現する事も出来ます。いよいよ『攻殻機動隊』などのアニメの世界でイメージされてきたものが現実になっておりますねぇ。
近年では、ブロックチェーン技術の発達によってメタバース内でNFT(非代替性トークン)を活用しようとする機運が高まっています。NFTによって“なりすまし”やメタバース内での資産が不本意にコピーされる心配が無くなれば安全性も高まりますし、現実世界では不可能なアート等の表現活動や職業がメタバース内なら可能という事もあるでしょう。
現在はメタバース関連銘柄としてVRやゲーム関連株が物色されていますが、いざ今あるあたくし達の世界を仮想空間で表現するならば、その範疇には収まらないはずです。金融や不動産など、仮想空間の中で経済活動が組み立てられるとしたら…不思議な気分ですねぇ。
先日、米フェイスブックがメタと社名を変えてまでメタバース事業に注力すると発表しました。仮に同社の提供するプラットフォームが先駆してシェアを獲得しても、まだまだ発展途上である事は間違いありません。当然ながら同社以外でも研究が進められているでしょうし、日本企業はどのようなサービスを提供していくのか楽しみですな。
さて、これからチェックしておくべきメタバース関連を選んでみましたよ。まず8月にメタバース事業へ参入することを表明したグリー<3632>は、XRテクノロジーやVTuverプロデュース事業などを手掛けており、国内銘柄でのメタバース関連として先駆するか…。
VR映像配信サービス「VR MODE」を提供するエムアップHD<3661>は、直近で物色されると年初来高値を更新しました。22年3月期では過去最高益となる予想であり、11月12日の決算発表後も底堅いトレンドとなるか監視を強めております。
ソーシャルゲームを主力とするドリコム<3793>ですが、直近ではメタバース関連としての思惑が入り動意した模様です。10月28日の決算発表は軟調ながら、底値から連騰した勢いでトレンド転換もあるか…。
女性用恋愛シミュレーションゲームに強みを持つボルテージ<3639>は、VRを手掛けている事から思惑があるようです。11月5日の決算発表は赤字着地となりましたが、仮想空間での恋愛シミュレーションを夢見る人は多いかもしれませんなぁ。
人工知覚アルゴリズムの研究開発やライセンスの提供が主力のKudan<4425>の技術は、AR・VR分野でも活躍が見込まれております。MR分野で著名なMagic Leap社との取引もあり、メタバース関連として注視したいところです。業績は振るわず株価は底値圏を推移していますが、国内外で認められた技術を有している事は確かですな。
最後は部品管理ソフトなど業務ソフトウェア販売を手掛けるブロードリーフ<3673>です。同社の子会社SpiralMindはMRやAIなど先端技術に関わるオープンラボを運営しているとの事。業務ソフトウェアの販売は、昨今のDXの潮流を受けてDX関連としても物色される可能性があるか監視を強めておりますよ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》