内外テックはS高カイ気配、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
内外テック<3374>はストップ高の3490円水準でカイ気配となっている。12日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を300億円から359億5000万円(前期比34.5%増)へ、営業利益を14億円から17億6100万円(同67.9%増)へ、純利益を9億3000万円から11億4600万円(同54.3%増)へ上方修正し、あわせて67円を予定していた期末一括配当予想を83円(前期62円)に引き上げたことが好感されている。
5Gの普及やデータセンター向けのほか、幅広い用途での旺盛な半導体需要を受けて半導体メーカーの積極的な設備投資が継続していることを背景に、上期において子会社内外エレクトロニクスにおける増産体制構築のためのクリーンルーム増設工事、取扱量の増加対応・業務効率化のための宮城物流センターの改修工事など行ったことが寄与する。また、第3四半期以降も半導体メーカーの積極的な設備投資が継続するとの見通しを織り込んだとしている。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高172億1500万円(前年同期比35.5%増)、営業利益7億9000万円(同82.1%増)、純利益5億2700万円(同92.5%増)だった。