ピクスタ---3Q増収・利益が大幅に増加、業績予想の修正を発表
ピクスタ<3416>は12日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.4%増の20.42億円、営業利益が1.17億円(前年同期は0.09億円の利益)、経常利益が1.08億円(同0.01億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.90億円(同1.30億円の損失)となった。
PIXTA事業の売上高は前年同期比4.2%増の18.52億円、うち定額制売上高は同12.6%増の8.84億円となった。セグメント利益は同26.8%増の6.46億円となった。定額制の月間購入者数累計は、月3点ダウンロードプランが好調で82,568人(前年同期比29.6%増)となった。また単品の月間購入者数累計は、114,641人(同3.9%増)となった。
fotowa事業の売上高は前年同期比59.2%増の0.78億円となった。セグメント損失は、広告宣伝費を増加させたことにより、1.90億円(前年同期は1.35億円の損失)となった。主に認知度向上に向けた投資として、YoutubeやInstagramを中心に著名人・インフルエンサーによるマーケティング施策を実施した。累計撮影件数は11,486件(前年同期比63.4%増)となった。
Snapmart事業の売上高は前年同期比41.1%増の1.01億円となった。セグメント利益は0.02億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。オンデマンド撮影は、案件単価や利益率の高いアンバサダープランが好調で、累計売上件数が144件(前年同期比65.5%増)となった。またマーケットプレイスは、月間購入者数累計は7,915人(同18.2%増)と成長した。
2021年12月通期について、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比5.9%増の27.80億円、営業利益が同54.1%増(前回予想比279.1%増)の0.60億円、経常利益が同93.1%増(前回予想より0.49億円の増額)の0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.41億円としている。
《YM》