城南進学研究社---2Qは2ケタ増収・各利益は黒字転換、両事業が順調に推移
城南進学研究社<4720>は12日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の32.41億円、営業利益が0.98億円(前年同期は2.80億円の損失)、経常利益が0.99億円(同2.53億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.00億円(同4.54億円の損失)となった。
教育事業の売上高は前年同期比13.0%増の30.56億円、セグメント利益は0.60億円(前年同期は2.79億円の損失)となった。「城南コベッツ」及び「城南予備校DUO」は今年度におけるWEB施策によるコンタクト数が鈍化していることが影響し、予算を下回る結果となったが、運営施策による顧客単価の向上、退塾率が抑止されている。映像授業「河合塾マナビス」は順調に生徒数を伸ばしており、売上が増加している。乳幼児・児童対象の事業及び保育園運営は新型コロナウイルス感染症の影響が残りながらも安定した売上高を確保している。また、同社のオンライン学習システム「デキタス」の販売は順調に推移しており、多くの個人会員・学習塾・自治体・学校などへサービス提供を行っている。
スポーツ事業の売上高は前年同期比58.9%増の1.85億円、セグメント利益は0.37億円(前年同期は0.00億円の損失)となった。子会社である久ケ原スポーツクラブでは、当第2四半期連結累計期間では新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の水準まで売上が回復している。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高は前期比10.8%増(前回予想比2.5%減)の63.24億円、営業利益は0.70億円(同73.1%減)、経常利益は0.62億円(同76.3%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は0.83億円としている。
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