伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月16日記)
日経平均株価は、本年2月以降の値動きを考慮すると3万円以上へ上昇する場面で、寄り付き値が大きく上放れて始まると考えられます。
この見方が正しければ、本日の寄り付き値が昨日の高値2万9861円以下で始まる場合、本日は価格が上昇しても2万9861円を大きく超える展開にならない公算です。
本日は、2万9861円以下から始まる場合、上値余地が限られているため、一時的にせよ、下値を試す動きになる公算です。
現在が勢いの強い上昇の流れの途中なら、本日の価格が下げても、引けにかけて値を戻し、明日の上昇の準備の動きになると考えられます。
本日の価格が下げて引ける場合、現在は11月初めからのもちあいの動きの途中である可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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