株価指数先物【昼のコメント】 中国大手ネット企業の下げをきっかけに、ショートを仕掛ける動き

市況
2021年11月18日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比220円安の2万9470円(-0.74%)前後で推移。寄り付きは2万9570円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9560円)にサヤ寄せする格好から売り先行で始まった。2万9630円まで下落幅を縮めたものの戻りは鈍く、2万9500円~2万9600円水準での保ち合いを継続。ただし、前場半ば辺りから下げ幅を広げる展開となり、一時2万9400円まで調整した。

2万9500円水準で底堅い値動きをみせたものの、香港市場でアリババ集団が5%近く下げているほか、百度集団の下落率が8%を超えるなど、中国の大手ネット企業の下げをきっかけにショートを仕掛けてきたとみられる。日経225先物は2万9500円から2万9400円まで下げる局面でショートが入ったと考えられるため、2万9400円処での底堅さが意識されるようだと、ショートカバーに向かいやすいだろう。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.56倍で始まった後は、14.53倍とやや低下した。もっとも、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>にショートの動きがみられる状況のなかでは、底堅い推移であろう。

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