注目銘柄ダイジェスト(前場):マーケットE、GA TECH、クボタなど

市況
2021年11月19日 12時11分

クボタ<6326>:2440円(+100.5円)

大幅続伸。インドのトラクターメーカーであるEscorts Limited(EL)への出資比率を引き上げ、子会社化すると発表。第三者割当増資の引き受け及び株式公開買い付けに合計約1400億円を投じ、現在の出資比率9.09%から53.50%に引き上げる。引き続き成長が見込まれるインド市場に加え、新興国を中心にベーシックトラクタの市場が拡大していくことを見据え、両社の強みを活かした連携を強化する方針。

マーケットE<3135>:866円(+150円)

急騰でストップ高。前日に、10月に開設した新拠点「北関東リユースセンター」から中古農機具のEU向け輸出を開始したと発表。グループ全体のマシナリー(中古農機具)ビジネスを加速させることを目的で、本拠点からEUへ向けた輸出は初めてだという。今後は、EU向けの輸出に加え、それ以外の国への輸出強化を図り、月平均3~4本だった東日本エリアからのコンテナ輸出を月平均20本まで強化する方針。

ネクソン<3659>:2529円(-22円)

朝高後、マイナス転換。前日に発行済株式総数に対する割合2.9%に相当する2600万株、金額にして400億円を上限とした自社株買い実施を発表。取得期間は21年11月22日から22年4月28日まで。資本効率の向上と資本政策の柔軟性を確保することが目的。株価は今年5月頃からの長い調整期間を経て10月6日安値をボトムに反転し始めていた。

浅沼組<1852>:5630円 カ( - )

ストップ高買い気配。前日に配当予想の増額修正を発表。22年3月期の配当予想を前回予想の260円から363円へ大幅に引き上げる(21年3月期257円)。中期3カ年計画も修正し、連結配当性向は従来の50%を変更し70%以上を新たに目指していく方針。昨日終値ベースの配当利回りが5.27%から7.36%に大きく上昇しており、高配当利回りを好材料視する動きが優勢に。

スター・マイカ・ホー<2975>:1410円(+28円)

大幅反発。前日に期末配当予想の増額修正を発表。期末配当予想を13円から20円に引き上げ、年間配当金は前回発表予想の26円から33円となり、前期実績に対して1円の増配となった。併せて、8月26日に発表した発行済株式総数に対する割合1.3%に相当する25万株を上限とした自社株買い実施の期間を、11月30日までから22年3月31日までに変更する。株主への利益還元の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した資本政策の機動的な実行のため、取得期間を延長する方針。

アクセスグループ<7042>:1015円( - )

ストップ高買い気配。事業子会社で教育機関支援事業を展開するアクセスネクステージ(東京都港区)が日本国際協力センター及び大阪府専修学校各種学校連合会から文部科学省委託事業「専修学校留学生の学びの支援推進事業」の各種業務を受託したと発表している。専修学校の外国人留学生受け入れ推進に向け、進学情報の発信や就職支援、受け入れ状況の実態調査など多角的な施策をサポートするという。

AB&C<9251>:1508円 -

公開価格(1490円)を6.0%下回る1400円で初値を付けた後、公開価格と同水準で堅調に推移している。「Agu.hair」ブランドを中心とした美容室チェーンのほか、インテリアデザインを展開する。22年10月期の営業利益予想は前期比46.5%増の22.04億円。21年10月期予想は36.2%増の15.04億円。店舗数純増などで直営美容室運営事業やフランチャイズ事業が好調に推移するほか、インテリアデザイン事業も伸長する見通し。

GA TECH<3491>:1769円(+163円)

大幅に7日続伸。外国人駐在員向け不動産賃貸仲介会社を傘下に持つタイのDLホールディングスを簡易株式交換で完全子会社化すると発表している。タイに現地法人を設立し、不動産賃貸仲介事業を譲受する。株式交換と事業譲受の効力発生日は22年5月1日の予定。18日の取引時間中にグループ会社の内見予約WEB受付システムなどが賃貸物件建築・管理のMDI(東京都中央区)の全支店に導入されたと開示したことも引き続き買い材料視されているようだ。

《ST》

提供:フィスコ

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