タカショーは15%安、第3四半期営業利益の進捗率93%も通期据え置きで
タカショー<7590>が前日比14.8%安の763円まで下げており、東証1部の値下がり率トップとなっている。同社は25日取引終了後、22年1月期第3四半期累計(1月21日~10月20日)連結営業利益は13億9900万円(前年同期比25.0%増)だったと発表した。通期計画15億600万円(前期比30.2%増)に対する進捗率は92.9%となったが上方修正はなく、これを嫌気した売りが出ているようだ。
新しい生活様式が浸透している中、花や植物など自然を取り入れることでストレスのない庭での暮らしが支持されており、顧客ニーズに合わせた生産方式、デザインやカラーを選べる仕組みなど、顧客のカスタマイズに対応した体制を構築したことで、売り上げが増加。原材料や海上運賃が高騰する中でも自社生産品の販売構成比の増加などにより、粗利率が前年を上回ったことから、営業利益は前年同期比で伸長したとしている。