この記事はプレミアム会員限定です

伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 11月28日版

市況
2021年11月28日 10時57分

日経平均株価はすぐに2万8500円以上へ値を戻す動きになるかが焦点

1. NYダウは26日の安値3万4749ドルが押し目になるかが焦点

NYダウは、前週末の価格が大幅安となって、一気に3万5000ドルを下回る程度まで下げています。

NYダウは3万5000ドル前後が強弱の節目となっているので、現在が上昇の流れの途中なら、26日の安値3万4749ドルが押し目になって、週明け後、再上昇を開始すると考えられます。

強気の展開になるなら、週明け後はすぐに3万5000ドル以上へ値を戻して、下値堅さを確認した後、年末へ向けた上昇の流れへ入る公算です。言い換えれば、週明け後の価格が3万4749ドル前後で下値を支えられないなら、その後は6月18日の安値3万3271ドル前後(下値の目安は3万3509ドル前後)まで一気に下げる動きになる、という見方が有力になります。

図1は、NYダウ日足です。チャートでは本年5月以降、上値、下値を切り上げるジグザグの保ち合いの動きとなっています。現在もジグザグの動きを継続中なら、11月8日以降の下げは、9月20日の安値3万3613ドルよりも上の地点、ジグザグの保ち合い過程で、強く意識されていている3万5000ドル前後で下値を支えられるはずです。

こちらは株探プレミアム限定記事です。プレミアムプランをご契約して読むことができます。
株探プレミアムに申し込む (初回無料体験付き) プレミアム会員の方はこちらからログイン
プレミアム会員になると...
株価情報をリアルタイムで提供
企業業績の表示期数を拡大
限定コラムが読み放題

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.