本日注目すべき【好決算】銘柄 恵和、スタティアH、Fブラザーズ (26日大引け後 発表分)

注目
2021年11月29日 7時01分

26日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

恵和 <4251>   ★今期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の21.4億円→31.4億円に46.8%上方修正。増益率が2.1倍→3.2倍に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は8月に続き、2回目。直下型ミニLED液晶ディスプレイ用の複合拡散板や光拡散フィルムなどの販売が増加し、売上高が計画を14.2%も上回ることが寄与。また、為替の円安進行もプラスに働く。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は13.5円)に大幅増額修正した。

併せて、70万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限12万株の第三者割当増資を実施するほか、長村惠弌社長による10万株の売り出しを行うと発表。

スタティアH <3393>  ★期末配当を3円増額修正

◆22年3月期の期末配当を従来計画の7円→10円(前年同期は7円)に増額修正した。子会社クラウドサービスの設立記念配当3円を実施する。年間配当は14円(前期は10円)となる。併せて、アジアクエスト <4261> [東証M]の上場承認に伴う株式売り出しに際し、保有株の一部15万株を売却すると発表。

Fブラザーズ <3454>  ★今期経常を7%上方修正

◆21年11月期の連結経常利益を従来予想の40.1億円→43億円に7.2%上方修正。増益率が2.2倍→2.4倍に拡大する見通しとなった。売却を計画していた賃貸不動産をより好採算の物件に入れ替えたことが要因。販管費や営業外費用が想定を下回ることも上振れに貢献する。

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