スタティアHがプラスに転じる、記念配当の実施とアジアクエ上場承認で売り出し予定を発表
スターティアホールディングス<3393>は朝安スタートもプラスに転じている。前週末26日の取引終了後、22年3月期の期末配当で3円の記念配当を実施すると発表しており、これが好感されている。
21年7月1日に子会社クラウドサーカスを設立したことにより、マーケティングプロセスの上流から下流までオールインワンで顧客ニーズに対応する体制となった。これを記念して配当予想を増額するという。期末配当は普通配当7円とあわせて10円となり、年間配当予想は14円(従来予想11円)と前期実績に対しては4円の増配となる予定だ。
また、資本業務提携先であるアジアクエスト<4261>の東証マザーズ新規上場承認に伴い、12月27日付で同社が保有する株の一部15万株の売り出しをする予定と発表した。売却益による業績の上振れも期待されているようだ。