恵和は朝高後に下落、通期見通し上方修正も公募・売り出し実施を嫌気

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2021年11月29日 13時23分

恵和<4251>は5日続落。前週末26日の取引終了後、70万株の公募と10万株の株式売り出し、上限12万株とするオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表しており、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念されているようだ。発行価格は12月6日から9日までのいずれかの日に決定する予定で、調達資金約50億円は製造設備の増設や新工場建設、新規事業向け研究開発設備の導入などに充てるとしている。

あわせて21年12月期の業績予想と配当予想の上方修正を発表、売上高を158億8600万円から181億5000万円(前期比23.2%増)、営業利益を20億800万円から29億3800万円(同2.7倍)へ引き上げた。期末一括配当予想は15円(普通配10円・特別配5円)から25円(普通配10円・特別配15円)へ増額し、前期実績(13円50銭)に比べ11円50銭の増配とした。これを受けて朝方高く始まったものの、その後売りに押される展開となった。

出所:MINKABU PRESS

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