前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2021年12月1日 5時20分

■LINK&M <2170>  707円 (-141円、-16.6%) 一時ストップ安

東証1部の下落率トップ。リンクアンドモチベーション <2170> が一時ストップ安。同社は29日取引終了後、公募による自己株処分や株式売り出しを発表しており、株式需給の悪化を警戒する売りが膨らんだ。663万9400株の公募による自己株処分と340万3200株の株式売り出し、上限150万6300株のオーバーアロットメントによる売り出し・第三者割当による自己株処分を実施する。約67億6400万円を調達しモチベーションクラウドシリーズへの開発費用などに充てる。処分・売り出し価格は12月7日から13日のいずれかの日に決定する。

■ギフティ <4449>  2,592円 (-284円、-9.9%)

東証1部の下落率4位。ギフティ <4449> が続急落、年初来安値を更新した。29日の取引終了後、海外募集による100万株の新株発行と70億円のユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を行うと発表しており、株主価値の希薄化を懸念した売りが膨らんだようだ。新株の発行価格は2630円。ユーロ円建てCBの償還期限は2026年12月14日で、転換価格は3551円。これにより調達する差し引き手取り概算額約98億円は、M&A資金などに充てるとしている。

■ACCESS <4813>  763円 (-36円、-4.5%)

ACCESS <4813> が8日続落。29日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を119億円から90億円(前期比19.7%増)へ、営業損益を1億円の黒字から34億円の赤字(前期26億4100万円の赤字)へ、最終損益を1000万円の黒字から30億5000万円の赤字(同25億3700万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気された。ネットワーク事業の主体である米国子会社において、ネットワーク通信量の急激な増大を受けて短期的にネットワーク設備網の拡充対応を行うことに重点が置かれ、一方でホワイトボックスソリューションの初期導入規模・受注額が小さくなり、売上高が計画を下回る見込みであることが要因としている。

※30日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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