メタリアルがマド開け急騰、自動翻訳の伸長で上期業績は大きく改善
メタリアル<6182>がマドを開けて急騰、前日比11.9%高の1258円まで上値を伸ばしている。11月30日の取引終了後に発表した22年2月期上期(3~8月)の連結決算は、売上高20億4900万円(前年同期比5.3%増)、経常利益1億800万円(同3.4倍)となり、これを好感する買いが入っている。
ドキュメント自動翻訳を展開する主力のMT事業の売上高が増加したほか、販管費の削減などで利益も大きく改善したことが業績拡大を牽引した。また、メタバース関連として注目されるVR旅行サービス「どこでもドア」を手掛けるGU事業は開発段階から販促開始ステージへ移行したとしている。同時に、特別調査委員会組成や調査に伴う特別損失約2億円が発生する見込みとなったことを踏まえ、通期の最終利益見通しと配当予想を未定に変更している。