東京株式(前引け)=反発、急落の反動で買い戻し優勢に
1日前引けの日経平均株価は前営業日比225円86銭高の2万8047円62銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億3650万株、売買代金概算は1兆6521億円。値上がり銘柄数は1574、対して値下がり銘柄数は534、変わらずは72銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は自律反発狙いの買いが優勢となり日経平均は上昇した。前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の議会証言でテーパリング加速の可能性が示唆されたことから、主要株指数が揃って大きく売られたものの、日経平均はこれに先立って直近3営業日で1700円近い下げをみせていることから、突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入った。東証1部全体の7割強の銘柄が上昇する展開で前場の売買代金も1兆6000億円台と高水準だった。
個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が上昇したほか、ソニーグループ<6758>、トヨタ自動車<7203>も堅調。ファーストリテイリング<9983>、日本郵船<9101>なども上昇した。メドピア<6095>、ドリームインキュベータ<4310>も急騰した。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調で6000円台割れ、オリエンタルランド<4661>も売りに押された。エムスリー<2413>も冴えない。日本通信<9424>が急落、JMDC<4483>も大幅安。ペプチドリーム<4587>も下げも目立つ。