10万円以下で買える、今期最高益&低PER 21社【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2021年12月5日 16時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証2部・新興市場企業では773社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍以下の銘柄に注目してみた。

下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは3日現在)

なお、3日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PER【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐   予想

コード 銘柄名    市場   金額  増益率   今期   PER

<9478> SEHI   JQ  23500   15.4   1040   7.5

<3241> ウィル    東2  37500   5.2   705   8.0

<3035> KTK    JQ  41300   2.3   490   6.8

<2342> トランスG  東M  46200   124   2000   6.5

<7254> ユニバンス  東2  47700   黒転   2900   4.3

<1434> JESCO  東2  48400   21.5   730   6.4

<7671> AmidAH 東M  52000   0.7   452   7.5

<2876> デルソーレ  JQ  52200   79.4   1100   7.9

<7461> キムラ    JQ  53900   3.1   2250   7.3

<6488> ヨシタケ   JQ  54000   37.7   1070   8.5

<3316> 東日システム JQ  54300   60.8   603   8.4

<9367> 大東港運   JQ  63500   10.9   1000   7.8

<9029> ヒガシ21  東2  66300   12.7   1450   9.5

<1739> メルディアD JQ  74900   3.9   1980   3.5

<4752> 昭和システム JQ  75400   3.3   530   9.5

<4999> セメダイン  東2  79500   16.6   1770   9.4

<6542> FCHD   JQ  80000   3.7   950   6.9

<9233> アジア航   東2  82400   0.7   2580   8.7

<3138> 富士山MS  東M  85900   32.7   430   9.9

<3482> ロードスター 東M  90100   19.9   4997   4.7

<1724> シンクレイヤ JQ  92100   49.4   1050   5.4

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。

※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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