インスペックは4日続落、第2四半期営業益の進捗率をネガティブ視
インスペック<6656>は4日続落している。同社は6日取引終了後に、22年4月期第2四半期累計(5~10月)の単独営業利益が2600万円になったと発表。21年4月期期末から単独決算に移行したため前年同期との単純比較はできないが、通期計画の8000万円に対する進捗率が32.5%となったことがネガティブ視されているようだ。
第2四半期累計の単独売上高は10億3900万円で着地。前年度下期に獲得した受注案件を堅調にこなしたほか、当初計画よりも前倒しで納入・検収された案件があったことなどが寄与した。一方、受注状況については、国内は引き合いや商談が旺盛な半面、海外では依然として続いている渡航制限などの影響から受注活動が減速し、受注額は前年同期比24.5%減の2億1400万円にとどまった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
最終更新日:2021年12月07日 11時03分