日本ハウスはS高カイ気配、21年10月期業績の計画上振れと自社株消却を好感
日本ハウスホールディングス<1873>はストップ高の428円水準でカイ気配となっている。6日の取引終了後、集計中の21年10月期連結業績について、売上高が363億円から371億4000万円(前の期比4.6%減)へ、営業利益が18億6000万円から27億円(同66.7%増)へ、純利益が9億円から16億円(同2.0倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
住宅事業における工程管理の徹底による完成工事高の増加や、人件費・旅費交通費の節減などによる販管費の減少などにより、売上高・営業利益が予想を上回ったとしている。また、3円を予定していた期末配当を10円に引き上げると発表した。
同時に、12月13日付で自社株596万4842株(発行済み株数の12.97%)を消却すると発表しており、これも好材料視されている。消却後の発行済み株数は4000万株となる予定だ。