株価指数先物【昼のコメント】 オプション権利行使価格の2万8625円~2万8875円での推移
日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の2万8750円(+0.80%)前後で推移。寄り付きは2万8800円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8815円)にサヤ寄せする格好で買い先行で始まると、一時2万8880円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は2万8620円まで上げ幅を縮める場面が見られたものの、前日の高値水準での底堅さが意識されるなか、2万8700円~2万8800円水準での保ち合いを継続している
買い一巡後は上げ幅を縮める場面もあったが、中国恒大が6日期日の利払いを行わなかったと報じられ、短期的なショートに向かわせたようだ。ただし、ハンセン指数は落ち着いた動きとなり、持ち直した格好だろう。
オプション権利行使価格では2万8750円を中心に、上下の権利行使価格である2万8625円~2万8875円での推移を見せている。後場もこのレンジ内での保ち合いを想定しつつも、2万9000円を意識した押し目狙いのスタンスになりそうだ。NT倍率は先物中心限月で14.37倍に上昇しており、目先的なリバウンドを想定した場合には75日移動平均線が位置する14.43倍辺りをターゲットとしたスプレッド狙いとなろう。
株探ニュース