イムラ封筒は反落、第3四半期営業利益が通期計画を超過達成も上方修正なしで失望売り
イムラ封筒<3955>は反落。同社は9日取引終了後、22年1月期第3四半期累計(2~10月)連結営業利益が10億8300万円(前年同期比22.2%増)だったと発表した。ただ、通期計画10億2000万円(前期比16.8%増)を超過したものの、上方修正がなかったため、寄り付きから失望売りに押されて下げ幅を拡大している。
郵便及びメール便の取扱数量は前年同期比横ばい圏内で推移しており、需要回復の兆しは確認されていないとした。また、ダイレクトメール市場においては「折込・DM郵便料(経済産業省公表)」が増加に転じるなど一部で回復の兆しが確認されるものの、郵便通数を増加させるまでには至っておらず、同社グループを取り巻く環境は厳しい状況であるとしている。