東京株式(前引け)=前日比115円安、半導体関連などが軟調
10日前引けの日経平均株価は前日比115円63銭安の2万8609円84銭。前場の東証1部の売買高概算は6億3253万株、売買代金は1兆5574億円。値上がり銘柄数は674、値下がり銘柄数は1390、変わらずは119銘柄だった。
日経平均株価は続落。前日のNYダウは横ばいだったが、ナスダック指数が大幅安となったことを受け、東京市場でも半導体関連などハイテク株が軟調に推移している。日経平均株価は一時240円を超える下落となる場面があった。今晩は米11月消費者物価指数(CPI)が発表されることもあり、やや様子見気分も出ている。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やリクルートホールディングス<6098>、トヨタ自動車<7203>が安く、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が軟調。エイチ・アイ・エス<9603>やマネックスグループ<8698>が売られた。半面、任天堂<7974>やキーエンス<6861>が高く、商船三井<9104>や川崎汽船<9107>はしっかり。