10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 28社【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では694社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額300億以上、(3)今期経常利益が前期比10%以上増益、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは10日現在)
なお、12月12日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定す。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<3315> 日本コークス 12700 65.8 10700 0.69
<5563> 新日本電工 29500 57.5 5500 0.73
<7246> プレス工 39200 133 11700 0.45
<5020> ENEOS 43100 94.9 450000 0.55
<6742> 京三 47700 128 3800 0.77
<4220> リケンテクノ 51100 15.0 6500 0.58
<3861> 王子HD 55300 44.5 120000 0.68
<3289> 東急不HD 60300 42.8 66500 0.71
<9310> トランシティ 63600 22.9 6500 0.60
<6480> トムソン 68000 2344 5500 0.78
<6339> 新東工 71600 49.8 4600 0.37
<3865> 北越コーポ 76300 156 25000 0.60
<6471> 日精工 77900 647 44000 0.69
<3151> バイタルKS 80000 506 4200 0.41
<7283> 愛三工 80400 101 10000 0.56
<6143> ソディック 83000 242 7000 0.64
<9507> 四国電 83000 15.7 6000 0.53
<2874> ヨコレイ 84700 48.4 4100 0.61
<9508> 九州電 86600 25.7 70000 0.59
<3105> 日清紡HD 87600 419 18000 0.60
<6703> OKI 89000 27.9 12000 0.74
<8141> 新光商 90500 66.6 2600 0.68
<8281> ゼビオHD 90800 32.4 5750 0.34
<7261> マツダ 91400 116 61000 0.48
<6118> アイダ 97300 14.7 4300 0.75
<4548> 生化学 97900 53.8 4650 0.80
<1605> INPEX 98600 137 611000 0.45
<5991> ニッパツ 99200 85.8 27000 0.77
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース