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株価指数先物【寄り前コメント】 2万8500円水準の底堅さを見極めつつ、2万9000円が目先的なターゲットに

市況
2021年12月13日 8時24分

大阪3月限ナイトセッション

日経225先物 28560 +180 (+0.63%)

TOPIX先物 1985.0 +11.5 (+0.58%)

シカゴ先物 28560 +180

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

10日の米国市場はNYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。朝方発表の11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.8%上昇と39年ぶりの高い伸びとなり、コンセンサスを上回った。これを受けて一時弱含む場面も見られたものの、概ね予想の範囲内と受け止められて買い優勢の展開となった。長期金利が1.50%を下回って推移したことからハイテク株が物色され、マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>など大型テック株が買われ、アップルは上場来高値を更新。S&P500業種別指数は食品・生活必需品小売、テクノロジー・ハード・機器、ソフトウエア・サービスが上昇する一方で、小売、銀行、医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

シカゴ先物(3月限)清算値は日中大阪比180円高の2万8560円で取引を終えた。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比変わらずの2万8380円で始まり、その後はじりじりと上げ幅を広げる格好から、米国市場の取引開始後には一時2万8590円まで上げ幅を広げる場面もあった。買い一巡後は2万8420円まで軟化したものの引けにかけて持ち直し、2万8560円で取引を終えた。

本日の日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。2万8500円を回復したことで、12月SQ値の2万8523円30銭が心理的な支持線として意識される可能性がある。今週は14~15日に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)が重要な経済イベントとして注目されるため、FOMC通過までは積極的な売買は手控えられやすい。ただし、11月のCPIで相当織り込まれた可能性もあると見られ、ショートは仕掛けづらくなりそうだ。

また、VIX指数は18.69に低下しており、支持線として意識されていた75日移動平均線を下回ってきた。12月3日には35.32まで上昇する場面も見られたが、その後の調整で11月24日以来の水準まで低下していることもショートを手控えさせよう。反対にFOMC通過後を想定した押し目狙いのロングスタンスに向かいやすい面はありそうだ。

もっとも、積極的にはロングに傾けづらい需給状況である。2万8500円水準の底堅さを見極めつつ、2万9000円を目先的なターゲットとの見方が高まる局面においては、NTロングによるスプレッド狙いの動きとなろう。

株探ニュース

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