石井表記は大幅続落、第3四半期営業利益の進捗率93%も通期据え置きで失望売り
石井表記<6336>は大幅続落。10日取引終了後、22年1月期第3四半期累計(2~10月)連結営業利益が14億5200万円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。通期計画15億5600万円(前期比44.3%増)に対する進捗率は93.3%となったが、通期見通しが据え置かれたため、失望売りが優勢のようだ。
電子機器部品製造装置はプリント基板分野で、「5G」市場並びに半導体向けのパッケージ基板の需要拡大に伴い、同分野での設備投資が増加したことなどが寄与した。また、ディスプレー及び電子部品は自動車向け印刷製品が、前年からスタートした新規顧客向けの生産が順調に推移したとしている。