シーイーシーが急落、受注回復の遅れなど響き22年1月期業績予想を下方修正
シーイーシー<9692>が急落している。前週末10日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を500億円から455億円(前期比5.2%減)へ、営業利益を52億円から40億5000万円(同19.8%減)へ、純利益を35億5000万円から25億5000万円(同36.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
主要顧客である製造業でICT投資が抑制傾向にある事業領域が残っていることに加えて、世界的な半導体の供給不足に起因するインフラ構築事業の入札不調や納期の遅れ、緊急事態宣言による地方を拠点とする子会社事業の停滞などが要因。また、一部で不採算案件が発生したことも響く見通しという。
なお、第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高335億2700万円(前年同期比6.8%減)、営業利益30億4300万円(同18.5%減)、純利益17億9800万円(同41.2%減)だった。