大王紙が4日ぶり反発、来年2月1日納品分から段ボール原紙と包装用紙を値上げ
大王製紙<3880>が4日ぶりに反発している。前週末10日の取引終了後、22年2月1日納品分から段ボール原紙と包装用紙を値上げすると発表しており、これが好材料視されている。
段ボール原紙を1キログラム当たり10円以上、包装用紙を15%以上値上げする。段ボール原紙など産業用紙事業は、原燃料価格の高騰や物流コストの上昇が続き、事業環境は非常に厳しい状況にあり、徹底したコストダウンや構造転換を続けてきたものの、同社単独の努力だけではコストアップを吸収しきれない状況となっているためとしている。