ブレインズがS安、第1四半期営業利益の進捗率の低さを嫌気
ブレインズテクノロジー<4075>がストップ安の1605円に売られている。前週末10日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)単独決算が、売上高1億8300万円、営業利益1200万円、純利益1300万円となり、前年同期には四半期決算を開示していないため比較はないものの、通期計画に対する営業利益の進捗率が5.2%に過ぎないことが嫌気されている。
主力のライセンス販売数が堅調に推移し売上高は実質2ケタ増収となったが、組織体制強化に伴う販管費の増加などが利益を圧迫した。ただ会社側では、売上高の季節性はあるものの通期予想に対する変更はなく、計画通りに業績は進捗しているという。
なお、22年7月期通期業績予想は、売上高11億6200万円(前期比36.0%増)、営業利益2億3300万円(同47.5%増)、純利益1億5600万円(同42.0%増)だった。