前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2021年12月14日 5時20分

■シーイーシー <9692>  1,084円 (-204円、-15.8%)

東証1部の下落率トップ。シーイーシー <9692> が続急落。前週末10日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を500億円から455億円(前期比5.2%減)へ、営業利益を52億円から40億5000万円(同19.8%減)へ、純利益を35億5000万円から25億5000万円(同36.8%減)へ下方修正したことが嫌気された。主要顧客である製造業でICT投資が抑制傾向にある事業領域が残っていることに加えて、世界的な半導体の供給不足に起因するインフラ構築事業の入札不調や納期の遅れ、緊急事態宣言による地方を拠点とする子会社事業の停滞などが要因。また、一部で不採算案件が発生したことも響く見通しという。なお、第3四半期累計(2-10月)決算は、売上高335億2700万円(前年同期比6.8%減)、営業利益30億4300万円(同18.5%減)、純利益17億9800万円(同41.2%減)だった。

■アドベンチャ <6030>  9,090円 (-740円、-7.5%)

アドベンチャ <6030> [東証M]が続急落。同社は3日に海外市場での公募増資と自己株処分を発表しており、13日から発行・処分価格決定期間に入っている。このため、警戒感からの売りが先行した様子だ。

■パンパシHD <7532>  1,722円 (-39円、-2.2%)

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532> が4日続落し年初来安値を更新。10日の取引終了後に発表した11月の月別販売高状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比1.2%減と3ヵ月ぶりに前年実績を割り込んだことが嫌気された。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、外出機会が増加したことで、化粧品、香水、ヘアケアなどの身支度品や旅行関連、レジャー用品などが伸長したが、前年より休日が1日少ないことが響いた。なお、全店売上高は同0.8%増だった。

※13日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.