フィットが一時18%高、太陽光発電施設の販売好調で22年4月期業績予想を上方修正
フィット<1436>が急伸し一時、前日比197円(18.0%)高の1290円に買われている。13日の取引終了後、22年4月期の連結業績予想について、売上高を66億6000万円から70億円(前期比16.8%増)へ、営業利益を3億円から4億4000万円(同68.2%増)へ、純利益を2億2000万円から3億円(同88.3%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、金融のSDGs推進やESG投資の進展に伴い、個人投資家や法人による再生可能エネルギーに対する需要が高まり、クリーンエネルギー事業の太陽光発電施設の販売が好調に推移したことが寄与。また、スマートホーム事業で、ソーラー発電付き規格型コンパクトハウスのビジネスモデルが定着し、コロナ禍においても積極的に商品確保を行ったことで、販売棟数が順調に増加したことも貢献する。
同時に発表した第2四半期累計(5~10月)決算は、前年同期は連結決算ではないため比較はないものの、売上高39億3400万円、営業利益4億2400万円、純利益2億6600万円だった。