東京海上が1年10カ月ぶり最高値更新、株式需給良好で外資系の強気投資判断も追い風
東京海上ホールディングス<8766>が一時170円高の6321円に買われた。連日で年初来高値更新となったが、同社株は2020年2月に6317円の上場来高値をつけており、きょうはそれも上抜いて最高値街道に突入した。市場では「売り圧力が限定的な一方、ここ機関投資家とみられる実需買いが観測され株式需給関係が良い。直近ではUBS証券が13日付で同社株の投資判断を新規Buy(買い)としたことが追い風となっているようだ。欧米の損保株と比べバリュエーション面で割安感があり、株主還元に対する前向きな姿勢も評価されている」(中堅証券ストラテジスト)としている。
最終更新日:2021年12月14日 10時25分