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株価指数先物【昼のコメント】 中国、香港市場の反発で売り一巡後はショートカバーが優勢に

市況
2021年12月30日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比20円高の2万8850円(+0.06%)前後で推移。寄り付きは2万8790円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8810円)にサヤ寄せする格好から下落して始まった。その後2万8550円まで下落幅を広げる場面も見られたが、25日移動平均線水準を支持線に前場半ば辺りから持ち直しており、プラスに転じた。

中国の不動産リスクへの警戒感から利食いが先行する格好となったものの、中国・香港市場が反発し、寄り付き後も上げ幅を広げていることから、前日のショートに対するカバーの動きにつながったようだ。また、東京エレクトロン<8035>など値がさハイテク株の一角が反発を見せていることもショートカバーに向かわせている。

NT倍率は先物中心限月で14.44倍と横ばいで推移。一時14.41倍に低下する場面も見られたが、25日、75日線が位置する水準が支持線として機能している形であり、その後はNTショートの巻き戻しの動きとなった。

株探ニュース

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