本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイセキ、ゲームウィズ (5日大引け後 発表分)

5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ダイセキ <9793> 　　★3-11月期(3Q累計)経常は30％増益、今期配当4円増額修正

◆22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比30.0％増の102億円に拡大して着地。主力の産業廃棄物処理は受注量が増加し、第3四半期として過去最高益を達成したほか、土壌汚染処理では大型インフラ整備関連事業など好採算案件の獲得が進んだ。また、鉛相場の高止まりを背景に、鉛リサイクル事業の採算が大きく改善したことも大幅増益に貢献した。

併せて、今期の年間配当を従来計画の56円→60円(前期は1→1.2の株式分割前で56円)に増額修正した。

ゲームウィズ <6552> 　　★上期経常が黒字浮上で着地

◆22年5月期上期(6-11月)の連結経常損益は9200万円の黒字(前年同期は9400万円の赤字)に浮上して着地。既存事業であるゲーム攻略とゲーム紹介に加え、新規分野のeスポーツやブロックチェーンゲームが伸びたことが寄与。広告宣伝費の規模を縮小したことも利益改善につながった。

通期計画の1億3000万円に対する進捗率は70.8％に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース