インスペックはカイ気配スタート、半導体検査装置の大型受注獲得を材料視
インスペック<6656>は全般軟調相場に逆行しカイ気配スタートで水準を切り上げている。同社は半導体パッケージ基板向け外観検査装置を手掛けており、足もとの業績は旺盛な半導体需要を背景に回復色を強めている。5日取引終了後、ロールtoロール型検査装置及び高性能フラットベッド型検査装置の大型受注を獲得したことを発表した。受注総額は約6億1000万円、23年4月期に納入予定となる見通し。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金が流入した。